”5連覇”か”奪還”か
2026年。Hondaは誰も届いていない「5連覇」へ。YAMAHAはエースの集大成に「優勝奪還」を懸ける。もう、どちらも譲れない。
| Honda | YAMAHA | |
|---|---|---|
| 4連覇中 → 5連覇へ | 直近の戦績 | 復帰即2位 → 奪還へ |
| 高橋 巧/単独最多7勝 | エースの実績 | 中須賀克行/通算4勝 |
| ジョナサン・レイ/ソムキヤット・チャントラ新加入の3人体制 | 今年の布陣 | 同じ3人で2年目 |
| 前人未到の5連覇 | 2026年の目標 | 表彰台の真ん中 |
Honda HRC
前人未到の5連覇へ。
監督:松原 輝明 ライダー:高橋 巧/ジョナサン・レイ/ソムキヤット・チャントラ
- Q.Honda HRCから見たYAMAHA FACTORY RACING TEAMの強さについてお聞かせください。
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松原輝明 監督 ヤマハさんも毎年かなりスピードがあって、ハード面も十分仕上がってきている印象があります。そこはかなり強敵だなというのは感じていますけども、他のメーカーでもどんどんタイムが上がってきていますので、特にヤマハさんだけということではないと思いますね。昨年のヤマハさんはかなり速いなって。中須賀さんはちょっと体調が悪かったみたいですけど、それでもやはりプッシュしてくる。時にガンと上げてくるんで、そこはすごい強いなという印象はありました。
高橋巧選手 ヤマハさんは過去に4連勝されたりとか、そこに僕らはやっと並べたんで、できることをやるしかないと思うし、準備はしっかりしてきているつもりです。できることをしっかりやり切れば結果はついてくると思ってます。 (昨年の比較は)ちょっと難しいですね。 去年僕ら2人で走ってるんで、単純な比較というか、当然体力面は僕らの方が絶対辛かったと思うし、その中でやっぱホンダの燃費の良さがあった。 それが結果に大きく表れたんじゃないかなっていうのもあるし、その燃費をもってしてもあのスピードで走れるっていうのがホンダの強みだと思うんで。 そこを多分みんな分かってると思うんです。そこをヤマハさんが攻略してきたら、本当真っ向勝負になると思うし。 まあ最終的にはライダーのスピードにかかってくると思うんで、そこで負けないように僕らは努力するしかないかなって感じですかね。
- Q.中須賀選手にとって今年が最後の鈴鹿8耐というのを踏まえて、思うことはありますか?
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高橋巧選手 もう散々負けてきたんで。全日本も一緒に走ってるし、8耐でも散々負けてきた中で、しっかり勝負できる最後のチャンスだと思ってるし、そこで勝負をして。気持ちよく引退してもらえたらなって。最後に負けて、勝ち逃げじゃないですけど。負けた状態で辞めてほしくないし、しっかり僕らが勝って、で、感謝を伝えられればいいなと思ってます。
YAMAHA FACTORY RACING TEAM
狙うは、真ん中だけ。
監督:吉川 和多留 ライダー:中須賀克行/ジャック・ミラー/アンドレア・ロカテッリ
- Q.昨年、6年ぶりの復帰で2位。その結果を、どのようにとらえていますか?
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吉川和多留 監督 車両は大きなベースの変化はなかったが、そこの面に関しては2015年から大きな変更がなかったので、それに付随したものも、6年というブランクはあったが流用できた。きちんと決まったのがギリギリだったのもあり、新たな挑戦ができなかったが、その部分で遅れは感じながら自分たちのベストをしっかり出そうと。スタッフも変わっており、初体験の人もいてこの先に経験ができればと思っていた部分があった。
中須賀選手が全日本に参戦しながら、マシンを仕上げている。ジャックとロカという組み合わせも初めてで、日本の8耐マシンも初めてだったので不安だったが、乗ったら非常にいいライダーだった。早めにチームが出来上がったので、その辺りに助けられた。ライダーを楽させたかったが、結構、負担をかけてしまったという思い。
中須賀克行 選手 6年ぶりにファクトリー復活という事で、6年は非常に長かった。それと同時に自分も6歳年を取った。6年前とは暑さも、その他も全然違っていた。ライダー的には、どんどん過酷になっているなという印象だった。チームも一度解散し、作り直したのでドタバタした部分はあった。ただ吉川監督が普段からチームをいい状態にまとめてくれていたので、あとは自分たちはマシンをしっかりと、たすきを繋ぎ渡し合いながら、チームもミスなく送り届けてくれた。ファクトリーとして勝つことは使命なので、非常に悔しかったが、なんとか2位という結果を得られたのでそこは満足している。それに対して今年は、去年ダメだったところを改善して挑めているので、いい結果が得られるのではないかと思っている。
- Q.昨年、1位に追いつかなかった課題は?
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吉川和多留 監督 正直言うといろいろある。PIT作業、バイクパフォーマンス、燃費の追い込みができていなかった。逆に言うとHRCに対して、YAMAHAがたまたまそういうタイミングが良かったので、結構、ラッキーな感じで転がり込んできて、その状況が有利だったのであの形になれた。実際のところは、もう少し差を広げられると理解しているので、今年は少なからず対等に戦えるように準備している。
中須賀克行 選手 あのタイム差以上の実力差があったと思った。実際、HRCは2名でYAMAHAは3名で戦ったが、それでも差を付けられていたので、今年は課題が明確だからこそ詰められる部分もしっかりわかっているので、期間はないがコツコツやりながら差を縮められたらと思っている。ライダーも昨年同様、ジャックとロカが来てくれるので、そういった意味でも最初から高いパフォーマンスを発揮できることはわかっている。とにかくミスなくしっかり8時間走り切れれば、結果はちゃんとついてくると思っている。同じ方向を向けているという事が一番大事。ライダーもそうだし、スタッフも同じ目標に向かってやることが一番大事なので、そこは明確に分かっているので、いい走りができると思っている。
- Q.高橋巧選手の言葉については?
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中須賀克行 選手 巧選手とはGP250から一緒だった。その時は自分がやられていた。JSBに上がってからは、彼とも一緒に切磋琢磨しながら頑張ってきたライバルであり仲間なので、その言葉は嬉しく思うし、自分もその言葉を受けて同じような気持ちでいいバトルができたらと思っている。
- Q.チームとしての目標は?
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吉川和多留 監督 もちろん優勝を目的としてやっている。シミュレーションに対して追いつくように、それぞれのパートで作り上げ努力している。あとはライダーを送り出したら神頼み。みんなのやる気を相乗効果でプラスになるように、ミスなくライダーを毎回送り出して、いい状態でレースをしたいと思っている。
中須賀克行 選手 ファクトリーとしては真ん中しか見ていない。そこに到達するには、何が必要かは明確に見えている。それを1つ1つクリアしていく。8時間は何があるか分からない。小さなミスが大きな差になっていくので、そこはしっかり小さなミスをしないように、準備をして今年の8耐に挑みたいと思う。














